軽井沢エリアで移住者向けに不動産仲介を行う、みよたの不動産(長野県北佐久郡)は8月23日、都市と田舎に2つの拠点を持ち、定期的に行き来する「デュアルライフ(二拠点生活)」を低価格で実現するパッケージ「ジャスト・ユニット」の販売を開始した。
同サービスは、「理想の土地(ジャストプレイス)」と「低価格でミニマムな小屋(ユニットハウス)」を組み合わせた「デュアルライフ実現パッケージ」で、電気・水道が引き込め、ユニットハウスが設置可能な土地を厳選し、ユニットハウスとセットで販売するため、低価格で充実したデュアルライフを楽しむことができる。
都会の自宅に加えて、地方に別の拠点を持つ「二拠点生活」は、リモートワークの普及などで20代~40代の単身者・ファミリー層にまで広がりを見せているものの、理想の「場所」を見つけることと別荘などを購入するコストが負担となっていると同社。パッケージでは、土地とユニットハウスを組み合わせて提供するため、カジュアルにデュアルライフを実現できる。
ユニットハウスは事務所用(27.6m2/税込290万円~)、小屋風(19.8m2/税込330万円~)、居住向け(23m2/税込410万円~)を用意。簡易的な工事であれば、単体で200万円から購入可能。軽井沢エリアの清流に隣接した土地にユニットハウスを建てれば、川遊びができる自分だけのキャンプ・スペースを約700万円で手に入れることができるという。
ユニットハウスは、本格的な基礎工事不要で利用できる建築物で、定住用の住宅として利用するのではなく、夏場や週末だけといった一定期間、快適に過ごすことができる。利用しない期間は民泊施設として貸し出すなど、副業や不動産投資物件としての運用も可能。
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