北海道セキスイハイム(札幌市)は8月、住宅用地の高騰化・狭小化と自然災害、新しい生活様式に対応する軽量鉄骨造3階建ての分譲住宅商品「デシオ北海道」の販売を始めた。
強風や交通振動による横揺れを低減するため、T.M.D(チューンドマスダンパー)防振装置を3階天井裏に設置。建物の揺れと逆方向におもりを揺らして互いの振動を打ち消すことで、横揺れを3分の1に低減できるとする。また、狭小地は特に近隣への落雪配慮が不可欠であることから雪庇防止装置を採用。
このほか、災害時にも電気を確保し、在宅避難に備えることができるよう「PV・HEMS・蓄電池」の3点セットを標準装備した。
新しい生活様式への提案としては、玄関まわりに帰宅後のコート・カバンが置ける収納や手洗いを設置し、セミオープンタイプのワークスペースや個室タイプの書斎といった在宅ワークプランを用意した。
第1弾は、札幌市豊平区豊平2条6丁目に3戸建設。建物面積は32.61坪で、税込販売価格は5850万〜5890万円。
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