気象庁によると、台風14号(チャンスー)は9月18日午前に、和歌山県に上陸したあと東に進み、台風の中心から離れた関東などでも局地的に大雨や豪雨が発生しており、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒を呼びかけています。新建ハウジングDIGITALでは、こうした状況をうけて、豪雨対策に役立つ記事やツールをまとめました。企業としての備えはもちろん、施主対応にもご活用ください。
情報収集に役立つツール・サービス(気象庁・国土交通省)
■ 今後の雨の情報
→ 現時点から15時間先までの雨雲の動きを把握できる(気象庁)
■ 雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)
→ 1時間先までの高解像度な雨雲の動きを把握できる(気象庁)
■ 洪水警報の危険度分布(キキクル)
→ 近くの河川状況を一目で把握できる。洪水の危険がある地域は確認を(気象庁)
■川の防災情報
→全国の洪水の危険度(洪水予報等)が検索できる(国土交通省)
災害リスク情報確認はハザードマップを活用
■ ハザードマップポータルサイト(国土交通省)
https://disaportal.gsi.go.jp/
【 ハザードマップポータルサイトの使い方 】
1. 「重ねるハザードマップ」の「場所を入力」欄に、会社所在地や施主の住所を入力し、検索(虫眼鏡マーク)をクリックする
2. 地図上に対住所の位置が表示される
3. 「災害種別で選択」のなかから「洪水」や「土砂災害」をクリックし、対象住所が色のある(危険性のある)範囲内かどうかを確認する
・「洪水」は、色のある場所をクリックすると、浸水の高さが分かる。仮に0.5メートル未満なら床上まで浸水する可能性は低く、それ以上でも3メートル未満なら、2階建て以上の家なら2階に逃げることで命が助かる
・土砂災害はさまざまな色が塗られているが、特に「警戒区域」に指定されている場合は注意が必要
企業などが公開、提供している対策ツール・情報
■ 三和シヤッター、自社製品に関する台風対策を公開
※台風10号(2020年9月)接近時の記事
■ 【参考】カーポート自主点検票
(出典:一般社団法人日本エクステリア工業会)
※台風10号(2020年9月)接近時に公開
災害復旧時に読みたい記事
■いま考えたい災害対策 感染リスクを避けた避難と備えとは【#コロナとどう暮らす】
■水害から生活を立て直すために必要なステップは 身の安全から支援制度の確認まで
■【特別寄稿】水害にあったら何をすべきか(長岡技術科学大学大学院・木村悟隆氏)
<前編>・ <中編>・ <後編>
※「平成30年7月豪雨」時に寄稿頂いた内容です。
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