タカショー(和歌山県海南市)は8月18日、KDDI(東京都千代田区)と共同で、ガーデン・エクステリア分野でのDX化推進に向けた取り組みを行うと発表した。第1弾として、新たに開発したXR体験アプリ「メタバガーデン for MRグラス」を9月初旬から配信する予定。
同アプリを活用することで、自社ショールームや展示スペースがなくても、スマートグラスを通じてリアリティのある体験ができるデジタルショールームを実現可能。施工後の完成イメージをMRでシミュレーションできるため、施主への家と庭の空間提案が容易になるとしている。
「フェンス・スクリーン」「ガーデンファニチャー」「車庫まわり」「ファサード」「お庭」の5つのカテゴリーの多種多様な商品データをクラウド上に収録。アイテムは、好きな空間にAR/MR上で簡単に設置できるほか、さまざまな角度から確認することができる。サイズやカラーを簡単に選択、変更可能で、概算金額を確認しながらシミュレーションができる。
同社商品のAR/CG/MR 3Dデータ制作はタカショーGLD-LAB.、デバイスの販売サポートはKDDI、AR/MRアプリケーション・システム開発はx gardenがそれぞれ担当する。アプリの利用には「Xperia 5 II」「Galaxy Note20 Ultra 5G」などの対応スマートフォンが必要。
特設サイトはこちら。今回の情報は9月初旬に公開予定。
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