旭硝子(東京都千代田区)はLow-E複層ガラスの「サンバランス(R)」の新製品として、省エネ性を高めた「サンバランス(R)アクアグリーン」「サンバランス(R)ピュアクリア」の標準タイプ・高性能タイプ計4種類を、6月26日から順次発売する。
遮熱と断熱を両立する「サンバランス(R)アクアグリーン」は、年間を通じて省エネ性能を発揮して冷暖房負荷を低減するため、関東以西の窓に適する。通常の複層ガラス(ガラス厚3ミリ+空気層12ミリ)と比べて、遮熱性能は約2倍、断熱性能は約2.5倍(高性能タイプの場合)。
8月1日発売予定の「サンバランス(R)ピュアクリア」は、断熱効果と室内を明るくする可視光線透過率に優れているため、寒冷地や北向き窓向け。従来品(シルバー)と比べ断熱性能と明るさを約10%向上しており、照明負荷の削減にも。
新製品は、5月から稼動を始める茨城県神栖市の鹿島工場にある世界最大級のコーティング設備で生産する。
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