三菱地所(東京都千代田区)は、インドネシアにおける竣工第1号案件となるオフィスビル「Trinity Tower」の稼働を開始した。
2016年からインドネシア・ジャカルタ州中心部にて、現地企業のThe Gesit CompaniesとSantini Group、および清水建設と共同で開発を進めてきた。三菱地所設計が基本設計業務を、三菱地所プロパティマネジメントがプロパティマネジメントに関するアドバイザリー業務を受託した。
「Trinity Tower」は、オフィスを主体とし、多目的ホールや商業施設などを備えた、地下1階・地上50階建て、総延床面積約14万3200m2の超高層ビル。外観はシンボリックでありながらも周辺やジャカルタの街並みと調和するデザインとなっている。昼間は四方に立ち上がるガラスの壁面が強調されるのに対し、夜間には照明がコーナーを浮かび上がらせる。そのほか、隣接棟や歩道との連動性を持たせたゆとりある屋外空間、メンテナンス性を備える合理的なワークプレイスなど、三菱地所グループが日本国内で培ってきたノウハウを発揮した施設となっている。
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