大阪ガス(大阪市)は、実際に居住して「環境」「エネルギー」「暮らし」の面からさまざまな実験・検証を行う実験集合住宅「NEXT21」に、オンライン見学ができるコンテンツ「3Dウォークスルー バーチャル見学」を正式導入した。住戸スペースはもちろん、エントランスから屋上まで住宅全体を内覧できる。
同コンテンツはウィズコロナ時代の新しい取り組みとして、 2020年に試行的に導入した。このほど、内覧できるエリアを拡張して、最新の改修住戸や立体街路なども加え、1階玄関回りから各住戸、屋上まで「NEXT21」の全てを3D映像で見学できるようになった。「コロナ禍で実際に足を運ばなくとも、いつでもどこでもPCやスマホで、よりリアルに見学できるようになっている」と同社。
「NEXT21」は1993年に竣工。100年以上使える丈夫な建築の骨格となるスケルトン(構造躯体)と、生活に合わせて自由に変えることができるインフィル(住戸・内装部分)に分けて考えられた「スケルトン・インフィル方式」を採用し、立体街路や植栽が地上から屋上まで積み重なる建物緑化などを特徴としている。
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