新建ハウジングが運営する工務店向けオンライスクールサイト「チカラボ」から、工務店の経営者や実務者に役立つ記事をお届けします。
今回は、鈴木あゆみさんの「建築『色』知識!」ルームからの記事です。
LoIRO.主宰。幼少時の塗り絵がきっかけで色に興味を持つ。慶應義塾大学在学中、心理学や文化人類学を学ぶ一方、色彩について学ぶ中、日本の色を愉しむ心を大切にして街並みを美しくわくわく感のあるものにしたい、と奮起する。卒業後、設計デザイン事務所では内装〜街並みまで住空間のカラープランをトータルに担当。出産後、「色とはまさに人である」と強く感じるようになり、集合住宅の空室対策や共有スペースの活用プラン、シェアオフィスの立上げから運営コンサルティングも行う。現在は住宅コーディネーターを対象としたスキルアップセミナーを2014年より開催、全国のLIXIL等で展開している。
みなさん、こんにちは。
LoIRO.の鈴木あゆみです。( http://www.loiro.jp/blog/ )
建築『色』知識。
本日は「白系ベースクロスの落とし穴!」についてシェアしたいと思います。
(最後にサンゲツさんの最新「ベースクロスランキング」を掲載させて頂いています!)
以前、「”白”インテリアの落とし穴」についてシェアさせていただきました。
( https://chikalab.net/articles/233 )
こちらでは、白色インテリアは明るく見えて人気かもしれないが、生理的な面から見た時に、白色=心地良さを感じる空間、とは言えない、という事をお伝えしました。
今回の「白系ベースクロスの落とし穴!」は、インテリアスタイルについてのお話になります。
みなさんの中で、仕様決めをする際、とりあえず白系のクロスを全体のベースクロスに選定しておき、各部屋について、1面をアクセントクロスにすれば良い、という様な形でお客様と選定している方はいらっしゃいますか?
これは、実際の所良い方法ではありません。
とりあえず、それらしく良く見えそうな手法、です。
▼鈴木あゆみさんの他の記事はこちらのルームから▼
「建築『色』知識!」
▽「チカラボ」とは?▽
https://chikalab.net/about
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。