国土交通省は4月13日、住宅の新築や改修における先導的な省CO2の取り組みを支援する「住宅・建築物省CO2先導事業」の提案募集を開始した。応募期間は5月31日まで。7月末までに採択結果を発表する予定。
戸建て住宅については、ライフサイクルカーボンマイナス(LCCM)の取り組みや電気自動車(EV)との連携などを積極的に評価する方針。補助額は1戸あたり最大300万円。同じように住宅の省CO2化を進める補助事業「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」などよりも総合性や先導性の高さが求められる。
2011年度の同事業の第3回募集で創設された被災地向け部門は廃止されたが、被災地でのプロジェクトで省CO2の普及につながる提案は積極的に評価していく方針。
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