日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京都千代田区)は8月3日、「耐震技術認定者」資格を取得するための講習会「耐震技術認定者講習会」のe-ラーニングを開始した。
1998年の設立以来、同組合では毎年10回以上の講習会を実施し、のべ約1万5000人の耐震診断・改修の専門家を認定してきた。昨年から新型コロナの感染拡大により、講習会の延期や規模縮小、参加自粛などが避けられない状況にあることから、e-ラーニング体制を整備。参加者が場所と時間を選ばす、好きなタイミングで講義を受けられるようにした。講習では11本の動画で、地震による木造住宅の主な倒壊要因や、地盤、瑕疵責任、既存住宅現況検査などについて解説。受講後は考査試験実施し、合格者を「耐震技術認定者」として認定する。
e-ラーニングは、同組合員の一級・二級建築士、木造建築士、木造建築工事業の実務経験が7年以上の人を対象に実施。受講費用は、組合員新規が1万3200円(税込)。なお、全国で開催予定の対面講習会は一般参加も可能。
詳細はホームページまで。
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