みんな電力(東京都世田谷区)は8月3日、協業企業3社と共に、脱炭素経営を目指す企業や教育機関などを対象に、脱炭素に向けたロードマップ策定から省・創・蓄エネルギーの具体的な実行まで、トータルでサポートするサービス「脱炭素トータルソリューション」を開始した。
同サービスは、カジノン(岡山市)、電巧社(東京都港区)、トヨコー(静岡県富士市)と協業し提供する。脱炭素目標・ロードマップ策定支援やIR・PR支援、各種国際イニシアチブ対応といった脱炭素コンサルティングを行うとともに、創エネ(カジノン)、省エネ(電巧社)、断熱(トヨコー)、再エネ調達(みんな電力)をサポートする。顧客のエネルギーマネジメントを総合診断し、ニーズに合わせて具体的なソリューションを提案していく。
国内外でエネルギー戦略の見直しや脱炭素社会に向けたイニシアチブの動きが加速するなか、企業や教育機関の経営者、サステナビリティ推進担当者からは、具体的な戦略や取り組み方がわからないという声が多く寄せられているという。今回、同社は電力小売りサービスなどを通じて培ってきた実績やノウハウを生かし、脱炭素サポートへのニーズに対応。再エネ切り替えにとどまらない、より包括的な脱炭素ソリューションを提供するとしている。
今後は、温室効果ガス排出量算定支援や蓄電技術などのソリューション拡充を目指し、ニーズに応じてパートナーを募りながら、あらゆる方面から日本社会の脱炭素化をサポートする。
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