AIを活用した反響対応コンシェルジュサービス「HOTLEAD(ホットリード)」を運営するhomie(ホーミー、東京都渋谷区)は不動産営業DXの実現を目指し、経営体制を刷新した。新代表取締役には村上靖知氏、取締役には竹内士郎氏が就任。執行役員には片田雄樹氏、石橋弦樹氏、木下悠氏が就任した。日米の不動産業界・営業・データ・テクノロジーに専門性を持つメンバーへ経営体制を変更したことにより、業界のDX化を推し進める。
IT化が進み、インターネット経由での問い合わせが主流となったことで、顧客と会える確率が低下し、営業時間外対応が増えるなどの問題が起こっているとして、2020年に提供を開始した「HOTLEAD」では、反響から90秒以内の初期対応とAIによる再架電時間帯予測により、通電率の向上を実現した。今年6月からは注文住宅にも領域を広げた。コンシェルジュ(オペレーター)の質の高いコミュニケーションで、顧客情報のヒアリングと高いアポイント獲得率を可能にし、同サービスは、提供開始から約1年で全国100店舗以上に導入されている。
今後は新体制下でサービス開発・改善に努め、住宅会社や不動産会社の労働環境改善・人材定着率の向上・営業力強化・生産性向上など、さまざまな課題を解決し、業績拡大に貢献するとしている。
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