ジューテックホールディングス(東京都港区)は、鹿島建設(東京都港区)の施工設計、住友林業(東京都千代田区)の設計施工協力のもと、同社グループの新本社ビル(鉄骨造・一部木造、延べ床面積4878平方メートル、地上8階・地下1階建て)の新築工事に着工した。2023年2月の竣工を予定。
新本社ビルでは、多様な働き方に対応する職場環境の形成や、環境配慮・社会貢献を体現する先導的な設計・施工技術を導入。鹿島建設ら4社が共同で開発した純木質耐火集成材「FRウッド」を多層型建築物で初めて採用するといい、木造と鉄骨造を組み合わせたハイブリッド構造として計画している。そのほか、自然災害時にも機能する技術の導入によりBCP対策の強化を図っている。
同計画での木材使用による炭素固定量約110t(CO2ベース)は、計画地(740平方メートル)の約4倍に当たる面積の杉林が50年間で吸収するCO2量に相当する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。