ダイドー(大阪府河内長野市)は、建築現場や工場・農作業の現場で活躍する腕上げ作業用アシストスーツ「TASK AR」のレンタルを開始した。
TASK ARは、自然に腕が持ち上げるしくみで建築現場の天井施工時などの“腕を上げ続ける作業”の負担軽減をするアシストスーツ。しっかりとしたアシスト力がありながら、電力を動力としないため、メンテナンスコストがほとんどかからず、時間や場所も選ばずに使用できる。
2019年の発売以降、アシストスーツの導入を検討しても数日間のトライアルでは「着用しての作業に慣れない」、「アシストスーツを生かすための作業改善にまで踏み込めない」など、効果を見出せずに採用見送りとなるケースが多くあったという。そこで、時間をかけて効果的な検証をしてもらえるよう、2週間からのレンタルプランを用意。また、貸出を実施するだけでなく使い方のレクチャーや検証スケジュールの提案等、導入に向けた支援も行っていく。
対象となるのは、最大アシスト力6.8kgfで、天井はつり作業などの負荷の大きい腕上げ作業にも対応できる「TASK AR2.0」、本体重量1.7kgと軽量でコンパクトなスタンダードモデル「TASK AR3.0」の2種類。期間は2週間または、1ヶ月単位で設定。費用はTASK AR2.0が4万4000円/月、2万6400円/2週間。TASK AR3.0が3万3000円/月、1万6500円/2週間。いずれも税込み。
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