スガツネ工業(東京都千代田区)は7月、扉を閉じると壁面との段差がなくなるフラット扉金物「モノフラットユニゾン MFU1200型」を発売した。
同社は2008年から、壁と一体感のある扉を演出できるフラット扉金物「モノフラットユニゾン」を世界で販売してきた。
新商品はその進化型で、大型かつ重量のある扉に対応。最大扉質量を従来品の30kgから70kgへと2倍以上に引き上げ、最大扉高さは2700mmまで、幅は1200mmまでとした。
また、引戸金物の独自技術を応用した「デュアルソフトクローザー機構」により、全開・全閉時の衝撃を抑え、静かな開け閉めができる。
表面のハンドルは不要で、開けるときは扉を奥に押してからスライドさせるだけ。隠し扉にもなるため、ゲストを驚かせる空間演出やウォークインクローゼットの扉にもおすすめだという。
税込価格は、扉質量20~40kg用が9万2400円、40~70kg用が9万7900円(ブラケットセット・クローザーセット・レールセットを組み合わせた扉1枚分の金物の価格)。
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