国土交通省は7月30日、6月の新設住宅着工戸数を発表した。分譲住宅は減少したが、持家と貸家が増加し、全体で前年同月比7.3%増の7万6312戸と4カ月連続の増加となった。季節調整済年率換算値は、前月比1.0%減の86.6万戸で2カ月連続で減少した。
持家は前年同月比10.6%増と2カ月連続の2ケタ増で2万6151戸。8カ月連続の増加となった。貸家も、11.8%増の2万9802戸となり4カ月連続で増加した。持家、貸家ともに過去10年間で最も低い水準だった昨年同月からの反動増となった。分譲住宅は、マンションが大きく落ち込んだことにより、1.5%減の 1万9877戸。戸建ては8.5%増の1万2654戸で2カ月連続で増加、マンションは16.6%減の7024戸で4カ月ぶりの減少となった。ウッドショックの影響は、統計上からは見られなかった。
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