国土交通省は7月29日、6月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種の過不足率は0.2%の不足となり、5月と比べ0.3ポイント不足幅が拡大。前年同月比では0.3ポイントの縮小となった。
職種別の状況では、とび工、鉄筋工(建築)、配管工で過剰、電工で均衡、その他の職種で不足となっており、型枠工(建築)の不足率2.1%が最も大きい。また、とび工の過不足率の対前年の減少幅が大きくなっている(1.1%→0.2%過剰)。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2021年6月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1681店・社の手持現場8953カ所、一般工2万5552人を対象に調べたもの。
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