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今回は、佐藤実さんの「チカラボ版『構造塾』」ルームからの記事です。
佐藤 実
構造塾 塾長、一級建築士、構造設計一級建築士、東京大学大学院修士課程修了。木造住宅専門の構造設計・構造計算、構造計算育成コンサルティングなどを行っています。構造を基礎から学ぶ「構造塾」も主宰しており、現在構造塾塾生は全国に1500社、2000人。「日本中の木造住宅が地震で倒壊しない」ことを基本理念に構造計算の必要性を伝えています。
構造塾 塾長、一級建築士、構造設計一級建築士、東京大学大学院修士課程修了。木造住宅専門の構造設計・構造計算、構造計算育成コンサルティングなどを行っています。構造を基礎から学ぶ「構造塾」も主宰しており、現在構造塾塾生は全国に1500社、2000人。「日本中の木造住宅が地震で倒壊しない」ことを基本理念に構造計算の必要性を伝えています。
M’s構造設計・構造塾の佐藤実です。チカラボ版「構造塾」の第15回です。今回は四号建築物の「仕様規定」のうち、柱の仕様である「柱の小径等」を解説したいと思います。
8項目の仕様ルールの確認
①基礎の仕様 ②屋根ふき材等の緊結 ③土台と基礎の緊結 ④柱の小径等 ⑤横架材の欠込み ⑥筋かいの仕様 ⑦火打材等の設置 ⑧部材の品質と耐久性の確認
柱の仕様について
④柱の小径等(令第43条)
柱の小径等は令第43条に規定されています。小径とは柱の断面寸法のことです。
第1項には「横架材間垂直距離に対する柱の小径の割合」があります。これは横架材(梁材)間の距離と屋根の重さ、建物用途により柱の小径の最小値が規定されています。
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