新建ハウジングが運営する工務店向けオンラインスクールサイト「チカラボ」から、工務店の経営者や実務者に役立つ記事をお届けします。
今回は、佐藤実さんの「チカラボ版『伝え方&聞き方』講座」ルームからの記事です。
佐藤 実
構造塾 塾長、一級建築士、構造設計一級建築士、東京大学大学院修士課程修了。木造住宅専門の構造設計・構造計算、構造計算育成コンサルティングなどを行っています。構造を基礎から学ぶ「構造塾」も主宰しており、現在構造塾塾生は全国に1500社、2000人。「日本中の木造住宅が地震で倒壊しない」ことを基本理念に構造計算の必要性を伝えています。
構造塾 塾長、一級建築士、構造設計一級建築士、東京大学大学院修士課程修了。木造住宅専門の構造設計・構造計算、構造計算育成コンサルティングなどを行っています。構造を基礎から学ぶ「構造塾」も主宰しており、現在構造塾塾生は全国に1500社、2000人。「日本中の木造住宅が地震で倒壊しない」ことを基本理念に構造計算の必要性を伝えています。
M’s構造設計、構造塾の佐藤実です。チカラボ版「伝え方&聞き方」講座の第13回です。
伝え方でついついやってしまうことは「説明」です。説明することは大切なのですが、実は伝わりにくいことが多いのです。
例えば、激辛ラーメンの辛さを伝えるとき、ニュースキャクターのように詳細に説明してしまうことがあります。
「こちらの激辛ラーメンは唐辛子が通常の10倍、山椒も通常の5倍使っています。よって、普通のラーメンに比べ、とても辛いラーメンです」
とても的確な説明なのかも知れませんが、激辛ラーメンの「辛さ」は、リアルに伝わってこないかも知れません。
一般の方に伝える場合は(そのケースが圧倒的に多いと思いますが)この「リアルに伝える」に注意しないといけません。
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