大阪ガス(大阪市)は、同社としては初めて、カーボンニュートラルLNG(CNLNG)の導入を開始した。8月1日からカーボンニュートラルな都市ガスの提供を開始する。
カーボンニュートラルLNGは、天然ガスの採掘から消費までの全工程で発生するCO2を、環境保全プロジェクトなどによるCO2削減効果で相殺することで、発生するCO2を実質的にゼロとみなせる液化天然ガス(LNG)。同社では、シェルとカーボンニュートラルLNGの取り引きに関する契約を締結。天然ガスの採掘から都市ガスの消費までで発生するCO2などの温室効果ガスを、シェルが保有するクレジットで相殺したLNGを購入する。
7月6日、カーボンニュートラルLNG(CNLNG)を積載したLNG船が大阪ガス泉北製造所に到着した