TOTO(福岡県北九州市)は、2030年に向けた同社グループの温室効果ガス削減目標が、SBT(Science Based Targets)イニシアチブの認証を取得したと発表した。SBTに基づいた取り組みを着実に進め、2050年のカーボンニュートラルで持続可能な社会の実現に貢献していくとする。
同グループでは、次の温室効果ガス削減目標を掲げている。事務所からのCO2排出量については、2030年度までに2018年度比で30%削減。商品使用時のCO2排出量については、2030年度までに2018年度比で15%削減。
事業所からのCO2排出量削減については、省エネ改善や大型設備の更新とともに、再生可能エネルギーの導入を拡大し、2040年までに使用する電力を100%再生可能エネルギーとすることを目指す。また、商品使用時のCO2排出量削減については、商品の環境性能をより進化させていくとともに、きれいと快適・環境を両立する水まわり商品群「サスティナブルプロダクツ」をグローバルに普及させることで、地球環境に配慮した豊かで快適な社会の実現に貢献していくとする。
SBT(Science Based Targets)は、産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑えるために、企業に対して科学的な知見と整合した削減目標を設定するよう求めるイニシアチブ。
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