群馬県神流町とトラストバンク(東京都渋谷区)は7月14日、地域エネルギー事業における包括連携協定を締結した。今回の協定により両者は、エネルギーの地産地消を目指し、町内の脱炭素化とレジリエンスの強化を推進する。トラストバンクは、ふるさと納税事業を通じて全国9割以上の自治体と契約関係にあるが、地域エネルギー事業に関する包括連携協定を締結するのは今回が初めて。
神流町は2010年3月に「環境の町」を宣言。人と自然が共生する郷土を実現するためにゼロカーボンシティを目指している。トラストバンクは、2019年1月にエネルギー事業を立ち上げており、今回地域特性に合わせた地域発電事業における知見を提供する。
協定の第一弾として、神流町の宿泊施設「古民家の宿 川の音」に太陽光発電設備と、 Tesla社製の蓄電池「Powerwall」を設置し、地域の脱炭素化と施設のレジリエンス強化を行う。
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