YKK AP(東京都千代田区)は、YKK AP埼玉窓工場(埼玉県久喜市)において、首都圏の樹脂窓需要増加に対応するため新ラインを増設する。省人化・高効率化により生産能力が従来の1.4倍に向上するという。
新ラインでは、同社主力商品の高断熱樹脂窓「APW 330」を生産。自社製の独自の生産設備により、樹脂フレームの切断加工、溶着・部品付工程を行う。「APW 330」生産ラインでは、家一棟単位での生産を行っており、首都圏を中心とした関東エリアの住宅建築現場にタイムリーに窓を供給している。
同工場は、同社初の窓の製造供給拠点として2011年7月に操業を開始。商品ラインアップの強化や提案・普及活動により、供給エリアである首都圏での「APW」樹脂窓シリーズの販売数は、操業時と比較して約13倍に拡大しているという。
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