デコス(東京都中央区)は、新聞紙をリサイクルした木質繊維系多機能セルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」を用いた、断熱欠損が生じない乾式吹込み工法「デコスドライ工法」を工務店向けに提供している。夏型結露が課題となるなか、素材特性により不快指数が下がり、圧倒的な体感の心地よさを実現する「夏に強い断熱材、デコス」としてアピールする。
柱などに通気性のある不織布を緩みなく張り、ブロワの空気と一緒にデコスファーバーを壁体内へ吹き込む。手の届かない隅部への充填も可能で、水や接着剤などを一切使用せずに施工密度を高めて沈降を防ぐ。それにより、断熱欠損の隙間から生じる熱損失や結露被害を防ぎ(無結露20年保証)、セルロースファイバーが持つ断熱性能を最大限に引き出す。断熱施工は、デコスドライ工法施工代理店の認定資格を持った断熱施工技術者が責任施工で行う。
同工法は、木の家づくりと相性が良い。四季を通じて快適さを実現する高い調湿性能を発揮するほか、吸音性の高さも特長の1つだ。
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