三菱地所ホーム(東京都千代田区)は3月2日〜5日、家族のコミュニケーションに対する意識や男性の家事への参加意欲を明らかにするため、全国800人の男女を対象に「住まいに関する意識調査」を実施した。
調査では、約9割が毎日の家族コミュニケーションを希望。このうち約4割(39.6%)が「毎日2時間以上」のコミュニケーションを理想に挙げた。年代別にみると30代男性の50%、30代女性の54.6%が毎日2時間以上と回答、前回調査(2010年9月)より1.3倍に増えていた。
親との同居については、「気をつかう」が45.4%と最も多く、「離れて暮らすよりも安心」39.3%、「親孝行で良い」26.3%が続いた。年代別では50代の半数近くが「離れて暮らすよりも安心」、30代の3割が「頼みごとをしやすい」と回答している。
男性の家事参加を聞くと、半数近くの男性は自身を「カジメン」と自覚(家事に「積極的」9.8%、「割と積極的」33.8%)。ただし女性の26.3%は夫の家事参加を「積極ではない」と感じており、男女の意識の違いが明らかになった。
同社ではこうした調査結果を踏まえて4月7日、家族の自然なふれあいを重視しつつ、のびのびと暮らしを楽しめる二世帯住宅のモデルハウス「石神井ホームギャラリー」(東京都練馬区)をリニューアルオープンする。家中を1台の空調でまかなう「エアロテック」、各世帯のプライバシー、効率的な家事動線、地下室付きの収納などを装備。犬との暮らしが快適になる動線や素材も提案する。
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