マーベックス(大阪府東大阪市)は、次世代型24時間換気システムとして、第一種熱交換型セントラル換気システム「澄家DC」を提案。冷暖房で快適な温度に保たれた室温を回収しながら空気を入れ替える。住宅の高断熱・高気密化が進むなか、同社では、そうした高性能の住宅にふさわしい換気システムとして工務店や設計事務所などに導入をすすめる。
熱回収された新鮮な空気は、ダクトレスで吸気され床下空間に充満。床面に設置された給気口から居室内に給気する。ドアのアンダーカットや吹き抜けを通り、各居室に設置された排気口より排気する。換気の際に捨てられてしまう室内の暖かさや涼しさを再利用(熱回収)するので、夏はエアコン、冬は暖房などを使用することで、省エネ効果もある。冬は、室内の排気から水蒸気を回収して室内に戻すので、室内の乾燥防止にもなるという。
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