LIXIL(東京都江東区)は7月13日、同社のキッチン用タッチレス水栓「ナビッシュ」が累計販売台数50万台を突破したと発表した。
センサーに手をかざすだけで吐水/止水ができ、汚れた手でも水栓に触らずに操作できるキッチン用タッチレス水栓として、2005年に初代モデルを発売。新型コロナの影響で「非接触」へのニーズが高まったことから、2020年度の売上は前年比176%を記録した。
ユーザーからは、「子どもが小さいうちはキッチンで手を洗うことも多く、楽しく手を洗えて、節水にもなる」「夫婦共に在宅ワークで家で料理をする機会も増えたが、調理中に汚れた手で水栓を触れなくてよいので水まわりが清潔に保てる」といった声が寄せられるなど、ニューノーマル対応への関心の高さがうかがえるという。
同商品は、こまめに水の出し止めができるので、通常のシングルレバー混合水栓に比べ、1台あたり年間約30%の節水・省エネが実現可能。また、累計における環境配慮(節水)試算では、約183億3000万Lを節水、約6万1000世帯が1年間利用する水の量を節水したことになるという。
同社は、2月に新たな生産スペースを半田工場常滑東サイト(愛知県常滑市)内に開設。生産体制を強化し、旺盛な需要に対応していくとしている。
8月31日までの期間、「ナビッシュ50万台ありがとうキャンペーン」を実施中。キャンペーン期間中に対象のナビッシュを購入し、リクシルオーナーズクラブに製品登録すると、電気ケトル「BALMUDA The Pot(バルミューダ ザ・ポット)」をもれなくプレゼントする。
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