伝統工法の匠集団・のじま家大工店(広島県福山市)はこのほど、国産無垢材を使用したDIY型ログキャビン「やまとCHAYA」を開発、販売を開始した。
伝統的な木組みの技術「扠首(さす)」を取り入れたことで、一般の人でも組み立てが可能。縄文時代の竪穴式住居を模したデザインで、日本古来の大和比(白銀比)で設計している。
顧客の希望に応じて、オリジナルキャビンの製造や、テラスの追加などオプション対応もする。余分なものを取り除いたミニマムな住まいでありながら、使う人の感性を取り入れられる空間で自然を楽しむことができる。
4月から外材(米松)が入りにくくなったことから、国産檜を自然のままに乾燥させた天然乾燥材を使用。すべて自然乾燥仕様のため、年間販売数は限定20棟。価格は税込み80万円~。
同社では、住宅とは異なる空間を手軽に楽しんでほしいという思いから、今回DIY型ログキャビンを開発。自ら組み上げ、自分だけの場所、また家族とともに楽しめる場所を提供したいとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。