ビズ・クリエイション(岡山市)は7月8日、工務店が手軽に見学の受け入れができる予約集客クラウドツール「KengakuCloud-ケンガククラウド-」による見学予約件数が、2017年のサービス開始以来、累計2万件を突破したと発表した。
全業種全領域で「スマホ予約」が普及したことで、見学予約のニーズそのものが急伸している上に、コロナ禍で在宅ワーク、ワーケーションが拡大したことにより、住宅購入ニーズが高まり、その安全な検討方法として「見学予約」が定着した。ケンガククラウドは、シンプルで使いやすい予約システムやオンラインでの見学・相談・セミナーの仕組みを提供。新型コロナウイルス感染拡大への懸念により、緊急事態宣言が発令されるたびに、予約件数とイベント開催件数が増加したという(下グラフ)。
同クラウドツールを活用する予約数上位企業の「イベントページ作成数」と「予約件数」を全体平均値と比較したところ、平均的な工務店は5ヶ月間で6.1件(月平均1.2件)のイベントページ作成数に対し、予約数上位企業は19.3件(月平均3.8件)と3倍以上多くイベントページを作成していることがわかった。一方、予約数上位企業の予約数はさらに多く、約7倍となっている。
予約により安定して集客を上げるには、1度のイベントで多くの集客を得ようとするより、見学・相談・セミナーなどイベントのバリエーションで、個々の顧客ニーズに対しタッチポイントを広げることが有効だとする。
KengakuCloudでは、定期的に工務店の成功事例や集客方法を解説する無料のオンラインセミナーを開催している。未導入でも受講可能。セミナーの詳細はこちらから。
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