国土交通省は6月25日、5月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種の過不足率は0.1%の過剰となり、4月と比べ0.2ポイント不足幅が拡大。前年同月比では0.2ポイントの縮小となった。
職種別の状況では、左官、鉄筋工(土木)、鉄筋工(建築)、電工、配管工で過剰、とび工で均衡、その他の職種で不足となっており、型枠工(建築)の不足率0.3%が最も大きい。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2021年4月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1641店・社の手持現場7641カ所、一般工2万3867人を対象に調べたもの。
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