レンジフード製造・販売の富士工業(FUJIOH、神奈川県相模原市)のグループ会社、フジテックメンテナンス(同)は、昨年12月にFUJIOHが発売したCO2濃度を検知して自動換気する家庭用レンジフード「SEG」シリーズの単品取り替え可能な専用ブランド「AirPRO by FUJIOH」を立ち上げ、7月1日から販売を開始した。
「SEG」シリーズは、「自動換気」のスイッチをオンにしておくことでCO2を検知し、CO2濃度が高ければ自動で換気を開始。CO2濃度の上昇推移に応じて「強」「中」「弱」の風量をコントロールする独自の制御機能を搭載しており、急激にCO2濃度が上昇した場合は「強」で急速換気、緩やかに上昇した場合は「弱」で静かに換気するというように、CO2濃度を自動でコントロールすることができる。
「AirPRO by FUJIOH」と、空気清浄機×ダイニング照明「cookiray」、飲食店向け空気清浄機「CoCoCLEAN」の3商品は7月3日からTVCMも開始。「空気(物質)」だけでなく、その場の「空気(雰囲気)」も変えていくことがニューノーマルな暮らしには不可欠として、各製品がコロナで変化した人々の新しい生活に寄り添っている姿を「ココロにまでとどく、空気を」というメッセージとともに伝えている。
レンジフードは、家を買うときにキッチンに必ず付いてくるもので、単体での取り替え購入ができるということはまだ認知度がそう高くはないとして、CMではレンジフード単体でも取り換え可能なことも広く周知していく。
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