「エコワン」を分譲地内のエネマネに活用

リンナイ（名古屋市）のハイブリッド給湯暖房システム「ECO ONE（エコワン）」が、さいたま市内の戸建て分譲地「浦和美園E-フォレストシリーズ第3期」に採用された。分譲地内のエネルギーマネジメントシステムにECHONET Lite通信を使ってエコワンを利用する事例は国内初になるという。

左：浦和美園E-フォレストイメージ（中央住宅提供）
右：「ECOONE」。エネマネシステム「エネプラザ」と連携して太陽光発電の自家消費率を最大化

分譲地は、中央住宅（埼玉県越谷市）、高砂建設（埼玉県蕨市）、アキュラホーム（東京都新宿区）の3社が共同開発。
エネルギーマネジメントシステム「エネプラザ」（Looop、東京都台東区）が分譲地内の太陽光発電の自家消費率を最大化するためのエネマネを行うとともに、連携したエコワンでも太陽光発電を最大限活用するための沸き上げ貯湯のタイミングをコントロールする。
また、系統停電時には、マイクログリッドが自立運転して電気供給を継続。エコワンは限られた電力を有効利用するためにヒートポンプ沸き上げ貯湯を停止、ガス熱源機だけで給湯を継続することができる。