進藤木材店(佐賀県唐津市)はこのほど、ウエスタンレッドシダー(米杉)販売のためのECサイトをオープンした。
同サイトでは小ロット対応を実現し、建築業者、工務店だけではなく、小売販売として一般の顧客にもウエスタンレッドシダー(米杉)を提供していく。
木材業界はIT化が十分に進んでいないため、製材品の販売において、電話での問い合わせから見積もり、製材、発送、支払いまで、マンパワー中心の取引が主流となっている。小口取引においても、マンパワーを大口取引同様に活用しなければならない現状を変えたいと、同社では同サイトを構築。IT化の第1弾として展開し、卸売と一般の顧客を対象に取り引きを進めていくという。
また、同サイトでは、ウッドショックによる外材不足で、これまでの取引先からの入手が難しくなった建築業者、工務店をサポートする。創業から75年の歴史の中で確保した入手ルートにより、外材を一定程度確保できる状況にあるため、顧客の要望に対応できるとした。現在は、1商品につき1回の注文で5セットまで購入可能。
今後、顧客の要望に併せて、大口取引の対応も検討していくとしている。
大口取引に関する連絡は、同社ホームページお問い合わせフォームから。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。