国土交通省は6月30日、住宅性能表示制度の2020年度の実績を発表した。新設住宅着工戸数に対する設計住宅性能評価書の交付割合は27.8%(前年比0.1ポイント増)で5年連続の増加となった。
割合は増加が続いているものの、設計の評価書の交付実績は対前年比8.0%減(22万5609戸)で、前年度に続く減少となった。このうち戸建ては11万5415戸(対前年比10.7%減)で前年度の増加から減少に転じた。共同住宅等は同5.0%減の11万194戸で減少が続いている。
また、建設(新築)は前年度の増加から減少に転じ同3.8%減の19万1742戸。一方、建設(既存)は同13.8%増の455戸で増加が続いている。
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