1 年以上にわたって続いた新型コロナは、わたしたちの住宅観を大きく変えた。さらに、ウッドショックや脱炭素といった社会情勢や、住宅系YouTubeブームも加わり、生活者の住まいのニーズは変化する一方だ。新建ハウジングでは今年も「住宅取得を検討中」もしくは「現在住宅を建築中」の生活者600人にアンケートを実施。昨年の結果とも比べながら、アフターコロナの住まいと暮らしのあり方を探る。
コロナ禍の住生活への影響
今年も「光熱費が高くなった」が最多。割合もほぼ変わらず40.0%となった。厳しい夏、寒い冬の冷暖房費の負担を感じた人も少なくないはずだ。
今年大きく増えたのは「以前よりもものが増え、片付かなくなった」(29.7%)だ。仕事や勉強、娯楽や趣味など、自宅での行動が増えるにつれてものも増えたのだろう。また「間取りや性能が原因でストレスを感じた」「子どもを気兼ねなく、安全に遊ばせることができるスペースの必要性」「音(家庭内、近隣からの)が気になった」も増えている。これらも、ステイホーム期間の長期化によって顕在化、増大した悩みだろう。
住宅に求めるもの
片付けの悩みが多いのを反映してか「収納スペース」が41.7%でトップに。女性はもともと収納重視の傾向が強いが、今回は20代、30代では5割超、…
※残り1376文字、グラフ15点(アンケート結果をグラフで分かりやすく提示しています)
⇒ 続きは、『新建ハウジング別冊・ワンテーママガジン7月号(6月30日発行)工務店のためのアフターコロナ読本』に掲載しています。
※下記オレンジ色の試読バナーよりお申し込みいただくと、すぐに電子媒体で続きをお読みいただけます。
新建ハウジングとは
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。