住宅金融支援機構(東京都文京区)は6月29日、2020年10月〜2021年3月の住宅ローン利用者(フラット35を含む)のローン選びや金利タイプなどに関する調査結果を発表した。回答数は1500件。そのうちフラット35利用者は101件。
利用した金利タイプは「変動型」が68.1%と前回調査(2020年11月)から5.2ポイント増加した。「固定期間選択型」と「全期間固定型は」減少し、それぞれ20.7%、11.2%だった。変動型の利用割合は、新築マンションが最も多く、固定期間選択型と全期間固定型は、注文住宅の建て替えが最も多かった。全期間固定型のフラット35の利用者割合は約6割だった。
フラット35以外の住宅ローン利用者が住宅ローンを選んだ理由としては、「金利が低いから」が最多で71.8%。フラット35利用者は「返済額を確定しておきたかった」が49.5%と最も多かった。次いで金利が低い、フラット35Sを利用、住宅事業者の勧め、建物審査があるので安心、などと続いた。
いずれの金利タイプも世帯年収は、400万円超~600万円以下、 600万円超~800万円以下が全体の5割~6割を占めた。
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