大阪ガスと京セラは、1kWの家庭用固体酸化物形燃料電池(SOFC)コージェネレーションシステムを大阪ガスの実験集合住宅「NEXT21」に設置し、国内初となる居住住宅での運用試験で、開発目標を上回る定格発電効率49%(AC送電端効率、LHV)を達成し、1次エネルギー削減率およびCO2排出削減率についても高い効果を実証したと発表した。 1日の平均発電効率も、家庭内の電力需要への追従性能を向上させることで、国内の火力発電所の平均的な需要端発電効率40%を上回る44.1%(AC送電端効率、LHV)を達成し、1日の平均排熱回収効率も34%(LHV)を記録した。 今後、信頼性向上やコストダウンのための技術開発を進め、2008年度の市場導入を目指す。
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