帝国データバンク(東京都港区)は、全国の主要上場建設会社の2020年度(2020年4月期~2021年3月期)の決算短信から、受注高や売上高、利益率などを調査・分析し、このほどその結果を公表した。それによると、主要な上場建設会社57社のうち、個別受注高が判明した49社の2020年度の受注高は12兆7064億3300万円で、前年度比2.1%減となり、減少幅は縮小したものの2年連続で減少したことが分かった。57社の売上高(連結)合計は、前年度比7.1%減の16兆4682億8900万円。57社の売上総利益率の平均は12.5%で前年度から0.3ポイント上昇。3年ぶりの上昇となった。
調査対象は、主要な上場建設会社57社で、受注高については前年度との比較が可能な49社。竹中工務店は未上場だが、売上規模を勘案し分析対象に加えている。
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