パナソニック ホームズ(大阪府豊中市)は、ストック事業のさらなる成長・拡大のため、子会社のパナソニック ホームズ不動産内に買取再販の専任部署「住宅流通推進センター」を2021年4月1日付けで設置。物件買取→リフォーム・リノベ→再販売をグループでワンストップ対応していく。
同社は、オーナー宅を中心とした既存住宅ストック事業の強化を図るため、2020年にリフォーム部門、不動産部門を再編してストック事業部を設立した。
今回、子会社に置いた買取再販専門の「住宅流通推進センター」では、パナソニック ホームズが施工した既存戸建て住宅や一般の既存マンション住戸を買い取り、同グループのパナソニック リフォームがリフォームやリノベーションをほどこしたうえで再販売するスキームを構築。グループ間で連携してスムーズな既存住宅売買を進めていく。
売主にとっては住宅履歴情報に基づく査定により納得感のある買取価格と早期の現金化が、買主にとっては独自の点検・メンテナンスにより長期保証の継続が可能になるメリットがあるとする。
住宅流通推進センターは買取再販事業で2030年に350億円の売上を目指す。
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