iYell(東京都渋谷区)とベツダイ(大分市)は6月28日、両社が提携して住宅ローンデスクのサービス提供を開始したと発表した。
住宅ローンデスクは、金融機関の選定から住宅ローン成約までを一気通貫で代行するもので、iYellが運営する住宅ローン手続き専用のスマートフォンアプリ「いえーるダンドリ」を通して行われる。住宅事業者の業務全体の30%を占めると言われるローン業務をiYellが担当することで、住宅事業者は住宅購入検討者への対応に注力できるようになるとする。
同アプリは、住宅購入検討から引き渡しまでのタスクの見える化するため、ベツダイの顧客は住宅ローン手続きをストレスなく効率的に済ますことが可能。また、アプリを通して事業者・住宅購入検討者が、住宅ローンに関する相談をすることもできる。
両社は今回の提携により住宅ローン業務のDX化を推進。営業担当者の住宅ローン関連業務の効率化を図るとともに、顧客の住宅ローン手続きを効率化することで住宅事業者の生産性向上と住宅購入者のCS向上を目指す。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。