従来の化石燃料、鉱物、ウランなど再生不可能で海外依存型のエネルギー資源に代わり、生物由来で循環利用でき、地域自立型を実現できるバイオマスエネルギーの活用を促進しようと、NPO法人ネットワーク(千葉県柏市)は9月7日から全国3箇所で、「日本のバイオマス利用促進シンポジウム」を開催する。
会場は9月7日岐阜、8日東京、10日札幌の3箇所。シンポジウムには、欧州連合(EU)農業政策部門のメンバーでEUのバイオマス・農業政策の専門家であるクリスチャン・ルノー氏を迎え、ヨーロッパ諸国におけるバイオマス活用の先進事例を学ぶほか、各会場ごとに日本国内で活用が期待される、藁(わら)、葦(あし)、竹、麻、イグサなどについて国内の取り組み事例も報告する。東京会場では、西方設計の西方里見氏が「木質断熱材の可能性について」と題して報告する予定。
いずれも参加費は無料。ただし事前予約が必要。申し込み方法など詳細は以下のホームページを参照。
岐阜会場:http://www15.plala.or.jp/yaponasia
東京・札幌会場:http://www.npobin.net
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