伝統木造のよさを現代の施主・つくり手に−香川の老舗製材会社が社屋一般公開

　
　香川県坂出市で木材製材・建材販売などを手がけ、このほど古材事業に参入した塚田木材（塚田武尚社長）はこのほど、伝統ある日本の木造建築の良さを現代の施主やつくり手にも知ってもらおうと、築80年の同社木造社屋を公開している。

　社屋は昭和元年に建てられた住居兼事務所として建てられたもの。製材業を営んできた同社ならではの贅沢な材料を使い、匠の技術を凝らす。純和風と異なる大正モダニズムを感じさせるつくりも取り入れられている。

　一般消費者のほか、工務店、リフォーム業者、店舗設計者なども対象に無料で公開。ただし毎週土曜日の午前１０時〜１２時に限り、同社ホームページより事前予約が必要。