住宅FC・クレバリーホームを運営する新昭和FCパートナーズ(千葉県君津市)は6月15日、住宅の風害対策に特化した新仕様「台風対策パッケージ」の販売を始めた。
大型台風への備えとして、沖縄県の基準風速46m/sをクリアするよう、屋根、雨どい、サッシ、シャッター、構造躯体の性能を強化。
屋根は、瓦施工をクギ固定からビス固定にグレードアップし、粘着系ルーフィングを新たに設定。サッシは、耐風圧性と水密性の等級を上げ、それぞれS-4~S-5、W-5とした。
また、構造躯体と屋根とのつながりをより強固にするため、固定方法を変更するとともに、固定箇所を増強。垂木と桁の固定は標準仕様でも46m/sをクリアしているが、今回の台風対策パッケージでは、同等強度の金物を二重に設置することで標準の2倍相当の強度を確保できるようにした。このほか、垂木と母屋、棟木、隅木と桁等の固定もクギではなく金物を使う。
さらに、沖縄県で実績があるという吹き上げる風・雨に強い「外風雨侵入対策型 換気フード」を採用する。
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