セキスイハイム東北(宮城県仙台市)はこのほど、東北エリアにおける2020年度の新築戸建て住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)比率が前年より20ポイント伸長し、88%となったと発表した。内訳としては、「ZEH」が68.5%、「NearlyZEH」が7.6%、「ZEHOriented」が23.9%。
同社では冬期のPV発電量が少なく暖房エネルギー消費量が多い多雪地域や寒冷地においても、大容量PVを搭載する環境共生の住まいを積極的に展開し、環境貢献度最高ランクの「ZEH」の普及に注力。体感型ショールームなどを活用した提案力強化も、「ZEH」比率の向上につながっているとしている。
また同社では、大雪などによる大規模停電をはじめとする災害時の安心や将来の暮らしを見据えて、大容量PVと蓄電池を搭載した「エネルギー自給自足型住宅」を積極的に提案。2020年度の新築戸建て住宅販売における蓄電池の採用率は前年より4ポイント伸長し48%となったという。
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