オフィスの内装工事を手がけるエス・ビルド(大阪市)は6月17日、Btoc向けのインテリア事業に参入し、リバーテーブルのオリジナルブランド「MURUI JAPAN」を立ち上げたと発表した。
同社はこれまで、オフィスに特化した内装工事業をメインに展開してきたが、コロナ禍における働き方の変化や生活時間、暮らし方の変化をきっかけに、5月、インテリア事業に新規参入。取り組みのひとつとしてリバーテーブルの製作・開発を開始した。
リバーテーブルは、木の本来の形を生かし、木材の間にエポキシレジンを流し込んだ色彩豊かなデザインテーブル。同社は、独創的なデザイン、天然木特有の香りや温もり、テーブル1つで空間全体を彩り「五感」で癒される特徴に着目。約1年の開発期間を経て、完全自社生産を確立したことから、同社初となるBtoC事業としてオリジナルブランド「MURUI JAPAN」を本格的に事業展開していく。
今後は、大阪本社・東京支社にてテーブル天板を直接確認できる展示ブースの拡大を始め、ネットショップ「BASE」にて今夏中に販売開始予定。2023年までに、専用工場の設置、年間約500台の製作・販売可能な体制を整えるとしている。国内で生産・販売する企業が少ないことから、MADE IN JAPANの製品としてブランド名を広めるとともに、国内の市場拡大を目指す。
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