LIFULLは(東京都千代田区)は6月17日、同社が運営する不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」の「新築一戸建て」物件を対象に「洪水・土砂災害・地震ハザードマップ」を追加した。
物件エリアの地図上に、洪水、土砂災害、最大震度、液状化のシミュレーション結果と避難所情報を表示するもので、ユーザーは住まい探しの検討段階から対象エリアの自然災害リスクを知ることができる。
また、ヒートマップで用いる色のバリアフリー対応を採用。形状・サイズ・重ね方などを検証し、それぞれの差が分かりやすい色や柄を使用することで、色覚の障がいを持つ人の見やすさにも配慮している。
近年、全国で水害による住宅被害が生じており、不動産取引時においても水害リスクに関する情報が契約締結の意思決定に大きな影響を与えている。同社が2020年に実施した調査でも「災害に強いエリアかどうか」を調べた人の割合が賃貸・売買ともに5%程度上昇したといい、自然災害リスクに対する意識が高まっている。
LIFULL HOME’Sでは、2020年8月に水害ハザードマップにおける物件の所在地の説明義務化施行に伴い、地図から探す機能に「洪水ハザードマップ」を追加。今回、さらに「洪水・土砂災害・地震ハザードマップ」を追加することで、ユーザーに安心して住み替えできる体験を提供するとしている。
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