NPO法人住環境デザイン協会(広島市)は6月15日、「空き家コンサルタント」資格認定制度を発足したと発表した。
空き家コンサルタントは、空き家所有者が抱える問題や悩みに、一次相談員としてワンストップで対応し、解決に導くアドバイスを行う。同協会では、Web受講で自宅学習で資格取得が可能な「空き家コンサルタント資格認定講座」を開講。空き家に関する概論から、不動産売買や賃貸、税金、耐震診断、リフォーム、空き家管理、片付け、紛争処理など、空き家が抱えている問題全般について学ぶ。
受講対象は、空き家所有者のほか、金融・保険・住宅・不動産業界従事者、行政関係職員・弁護士・司法書士・税理士・行政書士・FPなど相談対応に携わっている専門家。認定テストに合格し、資格認定登録を申請することで、資格が付与されるとともに認定カードが発行される。空き家相談の対応に必要なスキルが身につき、空き家の増加抑制や利活用・流通促進に貢献できるとしている。
受講料は2万円(税込)。資格認定料5000円、年会費無料。詳細、申し込みはこちらから。
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