インテリアショップを国内28店舗運営するリビングハウス(大阪市)は、新たな取り組みとして家具の中古品を下取りし、再販を行う新サービス「KARE サーキュラーバトン」を6月18日から開始した。
同日オープンした同社初のアウトレット店舗「リビングハウス バザーボックス マリノアシティ福岡店」にて、ドイツ・ミュンヘンのインテリアブランド「KARE(カレ)」の商品を購入した顧客が対象。事前に買取希望のKAREの購入家具をオンライン査定し、顧客が店舗に対象商品を持ち込んだ際に、次回使用できる下取りクーポンを発行する。引き取った家具は同店で下取りし、再販売を実施する。下取り参考価格は、購入時の10%~20%。対象商品は同店で購入したKAREの家具・アート(アウトレット購入品含む)。
同社は、ファッション性の高い同ブランドをインテリアに取り入れた顧客が、家具の買い替え需要時に「棄てるのはもったいない」と買い替えを控えるケースがあるとして、同サービスを開始。潜在ニーズに応えるとともに、変化するライフスタイルや好みのテイストに合わせた買い替え消費サイクルと、サーキュラー(循環型)エコノミーの概念である「まだ使えるものを、使いたい方へ届け、製品寿命を伸ばす」視点を掛け合わせ、運用していくとしている。
KAREブランドは、1981年にドイツミュンヘンで誕生以来、世界60カ国・250以上の店舗で展開。「LIFE IS STYLE !(人生とはスタイルだ)LIFE AGAINST THE STREAM!(流れに身を任せず、自分の意思で生きよう!)」をコンセプトに、トレンドスタイルからスタンダードまで、独創性のあるユニークなデザインを生み出している。
同社は、KAREの商品が時代に流されずタイムレスに次の顧客・次の世代へと使われることで、日常を彩るインテリアをより多くの人へ届けたいとしている。
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