レノボ・ジャパン(東京都千代田区)はこのほど、脱炭素社会の実現に向け、自社及び業界全体で課題に取り組むコミットメントを表明した。「Smarter Technology for All」をビジョンに掲げ、その中核的なコンセプトとして、「グリーン・イノベーション」と「グリーン・オペレーション」を推進していくとする。
同社では、温室効果ガス削減目標の指標のひとつであるSBTの3つのスコープに対しても積極的な目標を設定。スコープ1(事業者自らによる温室効果ガスの直接排出)およびスコープ2(他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出)について、温室効果ガス排出量を過去10年間で92%削減するという目標をすでに達成しており、新たに温室効果ガスの排出を2030年までにさらに50%削減するという目標を打ち出している。
また、スコープ3(スコープ1、スコープ2以外の間接排出)についても、サプライヤー、製品の輸送、販売製品の使用、といった3つの主要カテゴリーの排出量に関する明確な目標を設定している。加えて、自社製品の製造過程及びサプライチェーンのグリーン化、顧客の企業活動のグリーン化をサポートするソリューションの提供も行っている。
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