木製家具の製造販売を行うオークヴィレッジ(岐阜県高山市)は、小売電気事業のエバーグリーン・マーケティング(東京都中央区)と「クリーンエネルギー調達契約」を締結したと発表した。
同社では、2020年度全社で年間220トンのCO2を排出しているが、電力消費によるものが最も多く35%(76トン)を占めることから、今回のクリーンエネルギー調達契約を締結。これにより、事業活動での電力消費によるCO2排出をゼロにすることができ、2021年度のCO2排出量は前年よりも32%少ない150トン程度に低減できる見込みだという。
また同社では、今回のクリーンエネルギー利用以外にも、事業活動で排出されるCO2を自社の森林で全て吸収するという目標にむけた環境経営に取り組んでいる。150トンのCO2を吸収するには約17ヘクタールの森林が必要となるが、現在同社で保有する森林は約7ヘクタールであることから、残りの10ヘクタールをなるべく早期に取得するとしている。
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